玄さんの食育だより
一般社団法人日本健康食育協会認定 健康食育シニアマスター
玄米屋の玄さんです。
日ごろお客様とお話している中で、よく聞かれることがあります。
「しっかり食べるって、どれくらいですか?」
たしかに、この言葉は少し分かりにくいですよね。
一般的には「1日2合くらい」という目安もありますが、
これはあくまで“ひとつの基準”であって、
無理にその量を食べる必要はありません。
玄さんが大切にしているのは、量よりも“流れ”です。
しっかり食べて → しっかり消化して → しっかり出す
この3つが整っているかどうか。
ここがとても大切だと考えています。
「食べる量を増やしたら太ってしまった…」
という場合は、
消化や排出がうまくいっているかを
一度見直してみてください。
人の体はもともと、
今の状態を保とうとする性質があります。
これまで食事量を抑えてきた方は、
少ないエネルギーでも動ける“省エネ体質”になっています。
そこに急に食事量を増やすと、
体がびっくりしてしまい、
結果として体重が増えることもあります。
ですので、いきなりごはんの量だけを増やすのではなく、
・ごはんを少し増やす
・その分、おかずを少し減らす
このように、全体量は変えずにバランスを整えるところから始めてみてください。
実際にこの方法を試された方からは、
「甘いものが欲しくなくなった」
「デザートを食べなくなった」
「朝が楽に起きられるようになった」
「疲れにくくなった」
といった声をいただくことも多いです。
体は正直で、入ってくる食事に合わせて、
少しずつ消化力や代謝、排出の力を整えてくれます。
大切なのは、
「自分に合った量」を見つけること。
・よく噛んで
・30分くらいかけて食べて
・“ちょっと物足りない”と我慢する必要がない量
このあたりを目安にしてみてください。
そしてもう一つ。
ごはん中心で、おかずは控えめに。
このシンプルなバランスが、
体を整える近道です。
無理なく、少しずつ。
ご自身の体と相談しながら、
日々の食事を見直してみてくださいね。
